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カテゴリ: 資格試験

2023年11月の知財検定(知的財産管理技能検定)の3級に合格したので、勉強方法について書いてみます。
知財検定3級合格

勉強については、2か月ほど前から、公式の出している、「知的財産管理技能検定3級厳選過去問題集」を解くこと中心の勉強をしました。問題をといてみて分からなかったらすぐ解答・解説を読む感じで勉強をすすめました。この公式問題集を2周して、直前期には間違った問題と解説を見直しました。

公式問題集の解説を読んでよく分からないところについては、これも公式の「知的財産管理技能検定3級公式テキスト」と高林龍先生の「標準 著作権法 第5版」等を読んでいました。しかしあくまでも公式問題集中心の勉強をしました。

知財検定3級は「学科」と「実技」の二つのセクションに分かれていますが、社会人経験のある人は実技には取組みやすいと思われます。

また、これは資格試験全般にいえることだと思うのですが、100点を目指して完璧主義になるのではなく、合格点ぎりぎりを合格すればいいくらいの気持ちで勉強をするほうがよいのではと思います。

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以前、商工会議所のビジネス実務法務検定1級を受けて合格したのですが、ネットなどをみても勉強方法の情報が少ないので、まとめてみます。

1.受講した講座など
資格予備校のTACのビジネス実務法務検定1級対策講座と答練対策講座を通信で受講しました。商工会議所から刊行されている公式テキストと公式問題集などは辞書的に読んでいました。

2.勉強のすすめ方
春から夏にかけて、TACのビジネス実務法務検定1級対策講座の講義をDVDで受講し、TACのテキストのとくに論証ブロック(暗記すべき大事な文章の部分)をよく読んで、有斐閣のポケット六法の条文にアンダーラインを引いて1週、勉強しました(判例付きでない六法は試験会場に持込み可なため)。

夏から秋にかけて、TACの答練対策講座を通信で受講しました。添削がとてもよいと感じました。

直前期の冬は、TACの答練講座の問題と模範解答を、ポケット六法にアンダーラインを引きながらひたすら読む勉強を3周ほどしました。(本当は答案構成をして答案を実際に書くと力がつくと思うのですが、時間がなく、そこまではできませんでした。)

3.本試験
午前の共通問題は落ち着いて答案構成をして、答案を書くことができました。しかし午後の選択試験は時間ぎりぎりとなってしまいました。最低限、重要な条文を書くようにしました。このような形だったので、合格できたもののぎりぎりの点数でした。

4.まとめ・感想
試験範囲が広く、記述式の試験であるため、TACの講座を受講してよかったと思いました。対策講座のテキストの論証ブロックが有用でしたし、答練講座は添削が非常によいと思いました。直前期はTACの答練の問題と模範答案をポケット六法にアンダーラインを引きながら2周、3周と読み返す勉強が有用だったと思います。



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ITパスポートの試験を受けてきたのですが、公式サイトで自分の成績をみると、なんとか7割を取れていたようで、合格したようでした。

試験は紙の問題冊子とマークシートではなく、パソコンで行うCBT方式です。試験中は、はっきり正解できたと感じる問題が少なく、手ごたえのないまま全100問を解くという感じでしたが、だらだらやっても意味がないので、約60分で解き終えました。

試験前は約1か月ほど、土日に問題集を中心に勉強しました。ネット上のまとめサイトなどを参考に、間久保恭子『かんたん合格ITパスポート過去問題集』を購入し、この問題集の前半部分の、「よく出る問題集」の部分(274問、約170頁)を3周ほどして、試験前日に自分が間違った部分を読み直しました。時間がとれなかったので過去問を解くことができなかったのですが、何とか合格できたようです。

会社員経験のある方は、職務上の知識・経験から、問題文を読めば常識で何とかなる問題も少なからずあると思われます。

また、マネジメント系・テクノロジ系は、例えば、WBSのような英字の3文字略語がでてきて最初は面食らいますが、問題集の解説部分にある、その略語の正式名称(Work Breakdown Structureなど)のスペルを読むと、知識として頭に定着しやすいと思われます。

なお、この試験は3分野とも一定程度は計算問題が出題されるのですが、私は勉強時間がとれなかったため、見切りをつけて計算問題は勉強しませんでした。最初から勉強する部分と捨てる部分を考えることも試験対策上、有効かもしれません。

(全文PDF・単語帳アプリ付)かんたん合格 ITパスポート過去問題集 2019年度 春期

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10月28日(日)に、日本コンプライアンス・オフィサー協会(銀行業務検定)の保険コンプライアンス・オフィサー2級を受けてきました。昨日夜に、銀行業務検定のサイト上にアップされた正解一覧で答え合わせをしたところ、とくに問題なく受かっているようでした。

答え合わせをしてみると、意外と細かいところでひっかけているように感じました。内容としては、FACTAや日本版CRSなど、ホットニュース的な分野のやや細かい問題が今年も何題か出題されていました。また、消費者契約法の一部改正、民法改正、パワハラ等についても出題されていましたが、これは常識でなんとかなるレベルと思われました。

生命保険実務のコアな分野については、過去問題集を勉強すると、2016年ごろは契約保全・保険金支払などに関する良問がいくつかでていた印象ですが、今年度はクーリング・オフなど保険募集の分野の問題が多いと感じました。なお、モラルリスクと他業界をまたがる契約内容登録制度に関する問題が1問出題されていましたが、これは支払査定部門の方でも悩むような難問と思われました。

とはいえ、とくに保険業界の方にとっては全体としてあまり難しくない試験であると思われます。職場のOJTや各種の研修・試験で学んだ経験・知識と常識でなんとかなるものと思われます。試験前1か月くらいから週末を中心に過去問題集を1、2周ほどして、試験前日に間違ったところを見直せばよいと思われます。参考書・テキストとしては、『保険コンプライアンスの実務』が公式テキストに指定されていますが、中原健夫・山本啓太・関秀忠・岡本大毅『保険業務のコンプライアンス 第3版』もよい参考書だと思われます。

ところで話がそれますが、私の試験会場は池袋の立教大学でした。私は初めてこの大学に行ったのですが、中世の欧州のような赤レンガの建物が蔦でおおわれていて、英米の名門大学のようだと驚いてしまいました。ちょっとプチ旅行をしたような気分でした。

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保険コンプライアンスの実務

保険業務のコンプライアンス(第3版)

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本日、新宿南口の近くのビルの一角の「新宿駅前テストセンター」というところで、きんざい(金融財政事情研究所)のコンプライアンス・オフィサー・生命保険コースの試験を受けてきました。私にとってこの資格試験が斬新だったのは、紙ベースの問題を解くのでなく、受験生に一台割り当てられたパソコンのモニター画面上の問題を解くという「CBT試験」であったことです。

やや早めに試験会場に行くと、CBT方式なのでそもそも試験運営団体から受験票などが郵送されてこないので、運転免許証などの本人確認の書類の提示を求められます。また、不正行為防止のためとのことで、スマホを電源オフにして鞄に入れロッカーに入れるよう指示され、さらに腕時計までロッカーにしまえと指示されたことには驚きました。また衣服のポケットのなかのものはすべてロッカーに入れること、紙屑なども不可とのことで、なんだか不安になってきます。さらに試験前の説明の際に、不正がないかあなたのかけているメガネを見せてくださいと言われたことも驚きました。この試験の受託団体のCBT-Solutionsという会社は、受験生を人権のない犯罪者または囚人か何かだと思っているのでしょうか・・・。

それはともかく、自分の席にたどりつき、モニター画面で試験を開始しましたが、紙ベースの問題と違ってこれがまた解きにくい・・・。私はいつもこういう選択肢形式の試験は、それぞれの選択肢に自分なりに〇あるいは×とつけて解いてゆくのですが、パソコンモニターではそうもいきません。なんだか自分のペースをつかめぬまま、時間だけが経ってゆくような気がします。

とはいえ、だらだらやっていてもしかたないので、ある意味適当に50分くらいで50問一応回答し、終了ボタンを押すと、なんとか合格していました。

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この成績表のプリントアウトを出口でいただき、終了です。問題集の説明などによると、CBT方式は合格証などの郵送もないそうで、何だかわびしいものがあります。また、わびしいというと、問題冊子を持ち帰ることができないのも悲しいものがあります。(我ながら年寄りの発想。)

しかしこのようにして、電子媒体による試験を受けてみると、武雄市などの学校で実験的な取り組みが行われ、今後、全国の学校で導入が予定されているという、タブレット端末を教科書として使う授業はあまりうまくいかないのではと懸念を抱きました。 今回私が受けたような頭の上だけでなんとかなる簡単な試験(失礼)であればともかく、たとえば法律関係でいえば、司法試験、司法書士試験、行政書士試験の民法などは、事例問題は自分で図を書きながらでないと正解にたどりつけません。小中高の算数や数学、物理、化学などの理系科目もそうではないでしょうか。安直にタブレット端末を教科書替わりに学校に導入すると、「若者の勉強離れ」が発生してしまいそうな予感がします。

なお、これは試験前に2018年度の問題集をやっていたときも気になっていたのですが、本試験も、2年前の保険業法の大改正で導入された意向把握義務・説明義務や乗合保険代理店の体制整備義務にまったく触れていませんでした。きんざい・金融財務研究所といえば、金融・保険業界に業界雑誌や専門書籍などを多数出している老舗出版社なのですが・・・。







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