以前、商工会議所のビジネス実務法務検定1級を受けて合格したのですが、ネットなどをみても勉強方法の情報が少ないので、まとめてみます。
1.受講した講座など
資格予備校のTACのビジネス実務法務検定1級対策講座と答練対策講座を通信で受講しました。商工会議所から刊行されている公式テキストと公式問題集などは辞書的に読んでいました。
2.勉強のすすめ方
春から夏にかけて、TACのビジネス実務法務検定1級対策講座の講義をDVDで受講し、TACのテキストのとくに論証ブロック(暗記すべき大事な文章の部分)をよく読んで、有斐閣のポケット六法の条文にアンダーラインを引いて1週、勉強しました(判例付きでない六法は試験会場に持込み可なため)。
夏から秋にかけて、TACの答練対策講座を通信で受講しました。添削がとてもよいと感じました。
直前期の冬は、TACの答練講座の問題と模範解答を、ポケット六法にアンダーラインを引きながらひたすら読む勉強を3周ほどしました。(本当は答案構成をして答案を実際に書くと力がつくと思うのですが、時間がなく、そこまではできませんでした。)
3.本試験
午前の共通問題は落ち着いて答案構成をして、答案を書くことができました。しかし午後の選択試験は時間ぎりぎりとなってしまいました。最低限、重要な条文を書くようにしました。このような形だったので、合格できたもののぎりぎりの点数でした。
4.まとめ・感想
試験範囲が広く、記述式の試験であるため、TACの講座を受講してよかったと思いました。対策講座のテキストの論証ブロックが有用でしたし、答練講座は添削が非常によいと思いました。直前期はTACの答練の問題と模範答案をポケット六法にアンダーラインを引きながら2周、3周と読み返す勉強が有用だったと思います。
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